バイナリーオプションを初めたばかりの人は、
やっても「全然勝てない」
など悩みを抱えていると思います。
勝てない人はもしかすると勝てない理由を理解していないのかもしれません。
そこで、勝てない人が抱えがちな悩みをまとめて、対策と解決方法をまとめて紹介いたします。
目次
バイナリーオプションで勝てない理由
知識不足
勝てない人の特徴として、
「簡単に稼いでいる人がいるから」
とトレードをはじめて、やってみたら勝てないとよく聞きます。
どんなことも勉強しない事には始まりません。
よく犯してしまうミスは、自分の感覚で勝ってしまい勉強を怠っているというミスです。
まず、チャートの見方が分かっていない人もいます。
細かい小手先の技術やインジケーターの計算式などは後回しにして、基礎知識をつけてから取引しましょう。
ここで、軽く基礎の基礎をおさらいしておきましょう。
基礎のおさらい - ローソク足
ローソク足は4本値(始値・高値・安値・終値)を使用したチャートです。
名前のようにローソクに見えることからローソク足と呼ばれています。
始値よりも終値の方が安いものを陰線といい、黒ヌリで表されます。
この陽線と陰線はそれぞれ「始値」と「終値」を表しています。
また、安値と高値は上下に突き出したヒゲと呼ばれる線で表します。
ローソク足には日足、週足、月足、年足などの種類があります。
ひげが表すのは「高値」と「安値」です。
ローソクの胴体の部分が「最初と最後の取引金額」をあらわすのに対して、
ひげは「一時間で取引された最高値と最低値」を意味します。
基礎のおさらい - トレンド
トレンドとは「通貨の流行」です。
為替には「買いと売り」が存在し、買われたり売られたりすることで為替が動きます。
基本的に人気の高い通貨は買われる傾向にあり、人気のない通貨は売られる傾向にあります。
これが秒単位でやり取りされているので、チャートのようなジグザグが出来ます。
通貨には国が関わっているので、経済状況や時事ニュースで簡単に為替が動いてしまいます。
トレンドの結果生じるのは、買いや売りが片方に偏ってしまう現象です。
下降し続けている相場を「下降トレンド」といいます。
以上がトレードをするならば最低限覚えておきたい「ローソク足」と「トレンド」でした。
経験不足
次に勝てない人の特徴として挙げられるのが、
というものです。
その原因として挙げられるのが「経験不足」です。
また、本やインターネットでサインツールを勉強してみて試したけど勝てないからと
「使うサインツールをころころと変えてしまう」
というのも勝てない人の特徴のひとつです。
本やインターネットで勉強した場合の注意点としては、実際の取引では本で紹介されているような綺麗な勝ち方はなかなか難しいです。
最初に何回か勝てなかったからといって諦めずに、長い目で見てサインツールを評価しましょう。
運任せのトレードをしている
トレードを始めたてのときにありがちな勝てない理由として
ケースをよく見かけます。
「自分は強運だから」「今まで感覚でやって勝ってるから」と天狗になってはいけません。
たしかに運や勘で勝っていることは凄いことに感じるかもしれませんが、
バイナリーオプションで大事なのは「コンスタントに結果を出し続ける事」
です。
バイナリ―オプションはHIGH(買い)のエントリーかLOW(売り)のエントリーの2択なので、ただ賭けているだけでは勝率は50%です。
しかしバイナリーオプション業者の運営にもコストはかかるので、還元率は2倍を下回る約1.9倍です。
運任せで1000円で100回エントリーするならば、期待値は-5000円です。
運任せで10000円で100回エントリーするならば、期待値は-50000円です。
必ずしも50%と言う訳ではありませんが、「運」で取引を続けていたら勝率は50%に収束されていきます。
いくら強運だとしても、その運はずっとは続きません。
それでは最初に勝てていたとしても、いつかマイナスになってしまいます。
そうならないためにもトレードをする際は根拠を作りましょう。
まずは勉強をしてみて最低限の知識を付けたうえで、サインツールや勝てるロジックを探しましょう。
手法とインジケーターが正しくない
バイナリーオプションで勝てない理由として挙げられるのが
であり、バイナリーオプションの最初の壁はおそらくここでしょう。
バイナリーオプションの相場分析に様々な手法やインジケーターを使用している人の中には、
インジケーターと手法が一致していない場合がある
などの意外と基本的なところでミスをしてしまっていることがあります。
例えば、
- トレンド方向への順張りが得意なインジケーターで逆張りしてしまっている
- 逆張りが得意なインジケーターなのに順張りに使用してしまっている
というような手法とインジケーターがあっていないケースが多々あります。
手法とインジケーターがあっていないと、無駄なエントリーが増えたり、エントリーできなかったり、インジケーターの騙しにあったりして、最終的に損失が出てしまいます。
損が出てしまえば、せっかくバイナリーオプションをしていても、トレードをしている意味がなくなってしまいます。
インジケーターにはできる事とできない事が存在します。
それぞれ特徴や得意不得意の分野は必ず存在しています。
インジケーターは有能ですが万能ではないので、その点を踏まえたうえでトレードをしましょう。
資金管理が出来ていない
勝てない理由として挙げられるのが
も挙げられます。
資金管理とは「一回当たりのトレードで使用する金額を設定すること」です。
この1回というのはマーチンゲール法も含めた回数で、エントリー1回分と言う訳ではありません。
基本的には、一回当たりのトレードは総資産の10%以下にしましょう。
つまり、10万円の資産があるとするならば一回当たり1万円以下にしましょう。
一回目 1000円
二回目 2500円
三回目 5000円 マーチンゲール法二回で合計8500円です。
マーチンゲール法を使用する場合は、マーチンゲール法で負けた時の計算で10%以下にしましょう。
10%以下にする理由は、もし負けた時でも長期的なスパンで見たときに十分取り返せる範疇だからです。
シグナルツールを使っているから大丈夫、負けなきゃ大丈夫と博打を踏まないようにしましょう。
稼いでいるトレーダーさんであればあるほど、資金管理が上手です。
感情でトレードしている
「勝てているはずなのに思ったように利益が出ていない」
など、勝てているはずのトレードなのに勝てていない人が多々いると思います。
そのような人がしばしば該当するのが感情でトレードしているという事です。
獲得したロジックやサインツールで地道にトレードしていれば、多くはなくても利益は生まれているはずです。
しかし、たまに負けた時にヤケクソになって負けを取り戻そうとしたりすると、負けを広げてしまう原因になります。
さらに、現状の戦略を維持すれば確実に勝てそうな時、ついつい感情的に買い増ししてしまうと逆転負けしてしまうこともあります。
つまり、欲や感情を含めてトレードをすると、それぞれの勝負で負けやすくなり、さらに負けた時には大幅な損失を出している恐れがあります。
また、自己裁量でトレードしている場合は、体調が悪かったり精神的に安定してない時のトレードもおすすめしません。
これは該当する人全員というわけではありませんが、普段見ているサインを見逃したり、変にヤケクソになったりと注意力散漫になる場合があります。
勝てなかった時でも「最終的にプラスになれば大丈夫」「勝率55%以上いけば利益は出る」という考え方を忘れないようにしましょう。
取引時間を把握していない
バイナリーオプションで勝てない理由として
場合があります。
それぞれ相場には
「比較的動きが緩やかな時間帯」
「まったく値動きしない時間帯」
が存在します。
代表的な市場として三大為替市場があり
- 東京市場
- ロンドン市場
- ニューヨーク市場
があります。
東京市場
東京市場は「東京時間」ともいい、日本時間で午前9時から午後5時までのことです。
この時間帯が東京時間と言われているのは日本の経済活動が活発な時間だからです。
もっと相場に関係する言い方をすれば
世界で三大為替市場のひとつである東京市場が開いてから次のロンドン市場が開くまでの時間
のことです。
ロンドン市場
ロンドン市場は「ロンドン時間」ともいい、日本時間で午後4時から日付が変わって午前1時までのことです。
この時間はロンドンの為替市場が開いている時間で、ロンドンの経済が活発となっています。
ただし東京時間と違う点が一つだけあります。
それは、ロンドン市場にはサマータイム制が導入されている点です。
ニューヨーク市場
ニューヨーク市場は「ニューヨーク時間」ともいい、日本時間で午後9時から翌日の午前6時までのことです。
ニューヨーク市場というのは世界最大の市場であり、日本から見れば1日の終わりの市場とも言える市場になります。
ニューヨーク市場が閉まると次のオセアニア市場が始まるので、FXの世界でも1日の始まりといった形になります。
反省をしていない
バイナリーオプションで勝てない理由として挙げられるのは
という場合があります。
上記でも記載してあるとおり、バイナリーオプションでコンスタントに勝つには勉強が必須です。
バイナリーオプションではテクニカル分析に基づいて取引できれば勝てるようになります。
予習復習のために日記をつける事をおすすめします。
- 取引時間
- 通貨ペア
- エントリーするに至った経緯
できればこの3点と合わせてスクリーンショットも保存しておきましょう。
これらがあれば見返し反省することが可能です。
反省するとトレードの精度が上がりスキルアップにつながります。
まとめ
バイナリーオプションでは、絶対に勝てない人というのは存在しません。
勝てないのには必ず理由があって、勝てない理由がわからない場合は勉強と反省を行い、相場に真摯に向かうのが重要です。
実際にトレードしてみると思ったよりも難しいかもしれませんが、いつかは必ず思い通りのトレードができるようになります。
そのため、諦めずチャレンジすることが大事です。